「中途採用での入社の岡さんの志望理由をお聞かせください。」

前職は飲食業界で働いていたのでスーツを着て働くことに憧れがありました。勤続8年を迎えましてスーツ姿も板に着きました（笑）。また以前から時計に興味があったこともあり、岡山で時計宝飾店の老舗といえばトミヤですので、ここにお世話になろうと入社を希望しました。

「現在担当されている時計ブランドはありますか？」

世界的にトップクラスの技術と品質を誇るグランドセイコーとタグホイヤーです。どちらも2、30代の方に人気が高いブランドですが、グランドセイコーは信頼感のある日本製ということもあり、お孫さんの成人のお祝いにご両親や御祖父母さまが選ばれるケースもあります。

「時計の知識のインプットはどのようにされていますか？」

お客様より知識量が劣っていては良いご提案ができませんので、ブランド主催の勉強会に行ったり社内で勉強会をしたり、学びの時間を取って常に情報をアップデートする努力をしています。得た知識を私から社内発信することも多いです。社員同士が情報共有することで、よりよいご提案ができると考えています。

接客で大切にしているのは「お客様の想像力を刺激すること」と
前職の経験で培った「間」を生かすこと。

「中途入社で苦労したことは何かありますか？」

接客業として時計の深い知識を身につけるのはもちろん、お客様に失礼のない所作や振る舞いを身につけることに苦労しました。時計の知識をフル回転させながら美しい身のこなしで接客することってなかなか大変なんです。テキパキ動きながらも、ひとつひとつの動作の間に区切りを入れて美しく見せることはいつも意識しています。これは後輩にも伝えていることですね。

「岡さんならではの接客の極意はありますか？」

私が接客で最も大事にしていることは「お客様の想像力を刺激すること」です。時計のスペック面を強調するのではなく「この時計を持ったらこんな風に気持ちがワクワクしませんか？」と、その時計がお客様のライフシーンをどんな風に豊かにするのかをお伝えしています。

「自然な接客が素敵ですね。心地よい接客のために気をつけていることを教えてください。」

意識しているのは「間」です。お客様が「欲しいな」と思われると、その商品をジーッと見つめる一瞬の「間」があるんですよ。その間を邪魔しないように待ってから「いかがですか？」とお声をお掛けします。前職が和食業界でしたので、お料理の提供や会話を通して間の取り方が身についているのかもしれません。

楽しいだけでなく厳しさもある。
だからこそ、最高にやりがいがある職場。

「岡さんから見て、トミヤで働く魅力は何でしょうか？」

老舗としてのプライドを持った厳しさの中で楽しさを共有できる、最高にやりがいのある職場だということです。例えば毎年7月に開催される「トミヤ創業祭」は、トミヤ最大の店外催事イベントです。楽しみにされているお客様も多いので「絶対に成功させよう」という意気込みとともに、スタッフ全員が一丸となって取り組みます。役割や責任があり大変ですが、4日間をやり切った時は何事にも変えられない達成感がありますね。

「トミヤスタッフの結束力が素晴らしいですね。」

横も上下もスタッフ全員、本当に仲がいいです。私は若い新入社員から「岡パパ」と呼ばれているんですよ。パパのポジションで見守ると同時に「目標を達成するために一緒に頑張ろう！」と彼らのモチベーションを上げるようにしています。まさに親心が芽生えています（笑）。私のような中途採用の人間も、楽しく働けて活躍できる環境を作ってくださる経営陣に大変感謝しています。

「休日はどのように過ごしていますか？」

基本的には家でゆっくりすることが多いです。ひとりで音楽を聴きながらドライブなどもしますが、平日の休みは道が空いているのでありがたいですね。これは平日休みの特権です！ですが月に一度は土日も休みが取れるので、予定が合えば仲間とゴルフに行くこともあります。

「トミヤのお仕事を通して、叶えたい夢を教えてください。」

社会の役に立ちたいと思っています。私の場合「お客様の幸せ」が社会貢献です。トミヤにお越しくださるお客様のお気に入りとなるひと品を一緒にお選びし、お客様が喜んでくださることが私の幸せでもあります。