「トミヤでは珍しい高校卒業後入社の西崎さん。入社を志望された理由を教えてください。」

姉夫婦がトミヤでブライダルリングやペアウォッチを購入していて、姉に勧められたのがきっかけです。当時まだ高校生の私は、お店に行ったことはなく、高級アイテムを扱うキラキラしたイメージのトミヤに憧れを抱いて興味を持ちました。そして応募。すぐに会長と面接、即入社が決定して今に至ります。

「ご家族からの勧めは信頼が持てますね。入社から現在まで、どのような職種を経験されましたか？」

入社から3か月間は、本店勤務の研修期間です。お客様へのお茶をお出しする湯茶接遇や、レジ業務など基本的なことから始め、その後接客や営業を学びました。高校卒業後すぐの入社でしたので、トミヤスタッフとしての「いろは」から社会人としての常識や所作を学ばせてもらいましたね。

「あなたから買ってよかった。」　お客様からいただく言葉が何よりのご褒美。

「トミヤスタッフとして、社会人としての基礎を吸収された研修期間だったんですね。では、現在の仕事内容を教えてください。」

本店のブライダルリーダーとして、ブライダル・ジュエリーを担当しています。接客を中心に、お客様へのお便りなど顧客活動、入荷商品の検品チェックなどを行っています。一生に一度ともいえるブライダルの大切なお品なので、石に傷がないか、サイズや刻印など絶対に間違いがないよう、身を引き締めて念入りに確認しています。

「仕事にやりがいや喜びを感じるときはどんな時ですか？」

お客様の大切な瞬間をお任せいただく時ですね。人生で数少ないブライダルやジュエリーを購入する機会にトミヤを選んでいただき、さらに自分を訪ねて来てくださる。「あなたから買ってよかった」とお言葉を掛けていただくのは、何度あってもたまらない嬉しい瞬間です！その後もお付き合いが続くことが多いので、新しいジュエリーをご購入されるときや、ご夫婦の人生の節目節目にアドバイザーとしてお付き合いさせて頂くことに、誇りとやりがいを感じます。

『若さ』を知識と経験でカバー。現場での積み重ねが自分の年齢を超えさせてくれた。

「お客様と接する場面で、一番苦労したことはありますか？」

高卒入社なので『若い』という目で見られることです。 本店では年齢層の高いお客様が多く、年齢が若いと社会的なお話ができなかったり、経験値が低いと頼りなく見られるのでは…という不安がずっとありましたね。入社してしばらくは若いことがコンプレックスで、年齢を聞かれるのが嫌でした。先輩に手伝ってもらわないと販売につながらない時期もあり、自分ひとりでは買っていただけない、という悩みを抱えていました。

「高額商品を扱うからこそ年齢は見られるところかもしれませんね。では、その苦労をどのように克服されましたか？」

入社5年目を過ぎると、経験を積んで自信が持てるようになりました。先輩のサポートを見てコミュニケーションの取り方を勉強し、自分の接客スタイルを確立。現場で培ったノウハウが身についてきましたね。社会的関心度が高いニュース記事には目を通すなども習慣にしました。 ジュエリーはブランドを指定されることが少なく、お好みのデザインやお似合いになるものを探されることが多いのですが、ご要望品の他にもお客様の雰囲気にお似合いになる商品をご提案できるようになったのは成長のひとつですね。

夢は、自他共に認めるNo.1女性販売員。愛されるプロフェッショナルになる。

「西崎さんの思うトミヤの魅力とはなんでしょう？」

人として美しい振る舞いを学べるところです。トミヤは社会的地位やご年齢層の高いお客様がいらっしゃるので、所作には人一倍気を付けています。言葉遣いや身だしなみ、振る舞い、お客様に快適に思っていただく礼儀を身に着けられます。 もう一つは、評価が平等なところです。私は女性ですが、トミヤでは男女関係なく、頑張れば必ず認めてくれます。海外視察に行く機会を頂いたこともあります。きちんと仕事ぶりを見てチャンスを与えてくれるのは、強いモチベーションになっていますね。